泉鏡花はお金に困った時に、なぜ一度も会った事のない夏目漱石のところへ借りに行ったのですか?


別冊太陽 泉鏡花 美と幻影の魔術師 (別冊太陽 日本のこころ 167)


引用元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1284271813/

375 :吾輩は名無しである:2013/01/14(月) 17:44:56.52
鏡花はお金に困った時に、なぜ一度も会った事のない夏目漱石のところへ借りに行ったのですか?



376 :吾輩は名無しである2013/01/15(火) 11:10:16.33
それ、鏡花の談話「夏目さん」からの質問かな。

漱石が満韓地方の旅行に発つ直前というと明治42年9月頃で、それがこの借金の話の時期。
鏡花が漱石の依頼で朝日に『白鷺』を書きはじめたのが同年の10月15日。
この前後関係が逆だったら唐突な感じはしないのにね。ただのアポなしかしら。

ちなみにこの何年か前に『吾輩は猫である』で鏡花の「銀短冊」が言及されてるね。
「鏡花の小説にゃ雪の中から蟹が出てくるじゃないか」





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