山口果林の告白本『安部公房とわたし』の出版は、今年最大の衝撃だった!
引用元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1356196352/
『安部公房とわたし』面白かった。
滅多に他人の小説を褒めない安部公房が、丸山健二の小説に感心して、
出版社に連絡先を聞いてから、絶賛するため電話をかけたら
「あなた誰ですか」とそっけない対応されて不機嫌になった、というエピソードにはワロタ
ねりの心中やいかに。
山口なんてド大根じゃねーか……。
その上、売○だったとか……どうなんだこいつ?
俺もねりタソの感想を聞いてみたい
山口果林に対して赤ちゃん言葉の安部公房が想像できないでちゅ
おいおいおいおい
情報入手遅れたよ
山口果林の手記が出版されてたなんて。
いまamazonでポチったところだが、宣伝文見ると、かなりヤヴァそうじゃないか
山口果林さんの本の出版は、今年の最大の衝撃だった。
40過ぎた中年が18歳の女優と付き合えるなんて羨ましいです。
さすがは大作家!男は顔じゃないね。
若い頃の公房はそこそこイケメンだよ
実は等身大の人間だったとわかって、一気に公房に親近感が増したな
もしも君が小説家というのは常時難しいことばかり考えてると思っているのなら、
それは君が小説家のポーズに騙されているのだ、と筒井康隆が書いてたのを思い出した
良い事言うなやっしー
「安部公房とわたし」
果林さんは、安部さんと、デパ地下で買い物したり、アパートの近くで食事をしたと
書いている。果林さんは女優として、安部さんは作家として顔はかなり知られていただろう。
人目をはばからないというか、目撃して気付かれることについてはかなり無頓着だったようだ
新聞社は恐れていたようだが。
一方的な暴露本を信じる方がどうかしてるんじゃないの。
41歳の安部公房からすると、山口果林が自分の演劇グループに入って来た時、
張り巡らした蜘蛛の巣に、好みのタイプでしかも18歳の美少女が飛び込んできた!って
感じだったのかな?羨ましいわん。
>>520
往年の安部公房は文壇の大スターだったからね。
何年かに一度、新潮社から書き下ろし長編を出版すると、すぐに重版になった。
大江や開高もそうだったけど…
たぶん今の若者には想像つかないんじゃないかな。
純文学というだけで権威と尊敬のまなざしで見られた時代がかつてあったってこと。
>純文学というだけで権威と尊敬のまなざしで見られた時代がかつてあったってこと。
一般的な話としてこれはないな。若き日の>>523さんがそう見ていたということでしょう。
スターだなんて、野坂や五木ならともかく、安部公房はそんな形容がふさわしい存在ではなかったよね。
あえていうなら文学の前衛かな。大江は発言の分野がより広かったのでオピニオンリーダーみたいな
役割もになったけど、安部は大衆へむけた発声がなかったのでよけいにスター性には乏しい。
〉523
ご年配の方とお見受けします。
お伺いしたいことがあるのですが、スターであったというのは、文学作品の
作者として尊敬されていただけではなく、大衆的な知名度もあったということでしょうか?
>>524
遠藤周作や筒井康隆のようなスター性とは違うけど、知名度はあったよ
523じゃないけど横レス
山口かりんの本で公房がチンパンジーの本の話してた時
『カメ』っていう名前の猿がいて
その子供の名前はさて何でしょう?
答『タワシ』安部公房は大笑いしながら話した。
とかいう思い出話読んだ時は、このギャグは分からなかったけど、この話とかギャグセンスが
安部公房らしい感じしたから笑えたわ。オタクっぽいっていうか。何か安部公房らしくないか?
この話。
何か人柄というか。かわいいと言うか。
まあ、男にかわいいとか言われたら安部公房生きてたらどんな顔したりどんなこと言っただろうな。
考えると恥ずかしくなるな。
あと負けず嫌いで娘に間違い指摘されて
『生意気だ』とか怒ってたのとか。
こっちは笑えなかったけど、この人らしいなあって。
>>586
亀の子たわしってどこの家にでもあるだろ?
今年の2月くらいにあった娘さんのライブトークでは
安部公房は日常でも嘘やイタズラが多かったんだってさ
それと速読が凄いらしくて、絶対読んでないだろってくらいパラっとしか読んでないのにちゃんと質問に答えられてたり
本を書くこと、読むことを仕事にしてる一流の人っていうのは
たいてい凄い速読家だよね。
とは限らない。
とも言い切れない事も無くもない。
安部公房とわたしを読んだ。
今更果林が嘘を書いても仕方無いし、大体事実なんだろうな。だったら、ねりも美談仕立てじゃない父親を書いてみろよ。
娘が知ってる父親なんて全体のごく一部だろw
嘘をつく理由は「本を売るため」っていう最大の動機があるんだけどねw
真偽はともかく読み物として楽しめばいいさ
今日の朝日新聞朝刊・読書面に掲載された、
週間ベストセラーランキング(フィクション部門)の6位に、
山口果林「安部公房とわたし」がランクインしている。
あれはフィクションだったのか!
死人に口なし
まったくのデタラメだとは思わないが どうしても書きたくないことは書いてないだろうね
私小説なんて その最たるものだ
「安部公房とわたし」5刷まで伸びた。版元もおそるおそる出したみたいだから予想外の健闘だな。
尼のレビューもたくさんついてるし図書館でも予約めっちゃ入ってるし
やっぱゴシップっぽいもんは受けるんだねえ……
劇団を主宰したり監督を務めるとどんな醜男でももてるし、
世間はそういう醜聞を好みます。
私小説が受けるのもだいたいそんなところ。
類似商品では「金子光晴のラブレター」とか「片翼のペガサス」とか
山口本もそういう受け止められかたでしょうね。
この手の話題って当時の週刊誌はどうしてたの?
献身的に看病したり純愛だったからマスコミは触れなかった
そんなキレイごとでもなかったけど、出版社は業界の不利益になりかねない作家のスキャンダルは取りあげないんだよ。
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